弁護士紹介

弁護士 橋本 太地
(はしもと たいち)-大阪弁護士会所属-

弁護士 橋本 太地(はしもと たいち)-大阪弁護士会所属-

経歴

1986年(昭和61年)9月10日 生まれる
1999年(平成11年)3月 枚方市立船橋小学校卒業
2002年(平成14年)3月 枚方市立招提北中学校卒業
2005年(平成17年)3月 大阪府立長尾高等学校卒業
2009年(平成21年)3月 龍谷大学法学部法律学科卒業
2012年(平成24年)3月 立命館大学法科大学院修了
2012年(平成24年)9月 司法試験合格
2013年(平成25年)12月 司法修習修了
2015年(平成27年)2月 大阪堂島・橋本太地法律事務所開設
2016年(平成28年)12月 あなたのみかた法律事務所開設

講義・メディア等

2016年6月 関西大学の講義「人間の尊厳のために」

2020年10月 Newsミント「真相R密室の供述調書進まないミランダ警告」(MBS毎日放送:2020年10月15日放送)に橋本太地弁護士が担当した事件が取り上げられています。

弁護士 橋本太地の想い

刑事弁護に携わる弁護士になる、という強い使命感

刑事弁護に携わる弁護士になる、という強い使命感

法学部の学生の頃、将来何になろうか、ずっと迷っていました。そんなとき、教授がある市民団体のシンポジウムのビラを配っていて、「たまには行ってみようかな」という軽い気持ちで参加したのです。
シンポジウムのタイトルは「警察ってどんなとこ」。実演を交えたお話で、想像以上に酷い取調べの現実に言葉を失いました。
逮捕されたばかりで混乱し、不安な被疑者に対して、有形無形のすさまじい圧力をかけていることを知って、胸が締めつけられると同時に、激しい憤りを感じました。
こんなことを放ってはいけない、そう思った私は、弁護士になる決意をしました。単に「弁護士になりたい」というより、刑事弁護に携わりたくて、弁護士になるという強い使命感を持ったのです。
そして猛勉強の末、司法試験に合格し、2013年に大阪府で弁護士登録を果たしました。

先入観を持たず、言葉を選ぶ

先入観を持たず、その人に合った言葉を選ぶ

弁護士として、私のポリシーは2つあります。
1つ目は、絶対に先入観を持たないこと。
弁護士の仕事は、真実を発見するのではなく、依頼者の権利を守ることです。依頼者が何を考えていて、どうしたいのかということを絶えず念頭に置いて、私の価値観を押し付けるようなことは絶対にしないように気をつけて、仕事をしています。
また、解決方法は一つではないので、さまざまな選択肢をご提案できるような体制を常に整えています。

そして、2つ目は、言葉を選ぶこと。
一般の方にとって、法律事務所はあまり利用することがなく、弁護士と話す際は緊張するでしょう。まして、プライベートまで話すことに、抵抗を感じる人は少なくないと思います。
だからこそ弁護士は、コミュニケーションには細心の注意を払う必要があります。
「伝えたいことを正しく、わかりやすく表現する」ために、依頼者との会話で、その人その人に合った言葉を選び、ときには「間」を大事にしながら話すよう、いつも肝に銘じています。

「漢方薬」のような弁護活動をする

「漢方薬」のような弁護活動をする

弁護士になるときに誓った通り、これまで刑事事件に熱心に取り組んできました。とくに、薬物犯罪や痴漢、盗撮などの事件は、数多く手掛けてきたと自負しています。
刑事事件の被疑者と向き合う中で、「窮屈な思いを抱えながら、生きている人が多いな」と感じます。仕事でストレスが溜まり、家庭でも心が休まる居場所がなく、毎日抑圧されたり我慢して過ごすうちに、人の心はしだいに荒んでいきます。
「自分らしく生きること」と「社会や家庭から求められること」に大きなズレを感じて、それが限界に達したとき、犯罪行為として現れてしまうことがあります。
人の心はゴムボールのようなもので、凹(へこ)んだ分だけ、どこかで出っぱって、バランスをとっているのでしょう。罪を犯してしまった人でも、どこかで凹まされた「被害者」かもしれません。
だからこそ、刑事弁護に携わる弁護士は、依頼者の方がもう2度と罪を犯さず、自分らしく生きていけるよう、サポートする責務があると思います。
目に見える症状に対処する「西洋薬」ではなく、症状の原因そのものを解決する「漢方薬」のような弁護活動ができるよう、日々努力しています。
これからも誠実に仕事を積み重ねて、「刑事事件に巻き込まれたら、大阪の橋本太地弁護士に聞こう」と言われるよう成長していきたいと思います。

法の仕組みや法的な考え方を多くの人に知ってほしい

法の仕組みや法的な考え方を多くの人に知ってほしい

私は弁護士活動のかたわら、セミナーに講師として積極的に登壇しています。
最近は、刑事法について意見交換をする機会も増えてきました。幸い評判はよく、市民の皆様に法の仕組みや法的なものの考え方を理解していただいています。
たとえば、刑事事件においては「逮捕=悪人」というレッテルを貼られがちです。しかし、実際には逮捕されたからといって、悪人と決まったわけではありません。現代でも誤認逮捕の例は少なくないですし、そもそも逮捕は証拠隠滅や逃亡を阻止することが目的です。
このような法の仕組みや法的なものの考え方を理解していると、トラブルや犯罪に巻き込まれる前に回避できたり、たとえ巻き込まれてしまったときでも、自分で冷静に対処できたり、家族や友人の支えになることもできるでしょう。
先入観や誤った知識に振り回される人を減らすためにも、講演活動には意義があると思っています。

「優しく」「易しく」徹底して説明いたします

「優しく」「易しく」徹底して説明いたします

弁護士の仕事を始めてから、やりがいを感じる瞬間もたくさんありますが、「無力だな」と感じる方が多い気がしています。
トラブルを抱えている依頼者のお手伝いをするといっても、その方の人生を代わりに生きることもできないし、紛争自体をなかったことにすることもできません。
でも、無力だと感じる瞬間があるからこそ、依頼者が納得した上での解決に至ることができるよう、理解していただけるまで、徹底して説明いたします。
「弁護士の説明は難しくてわからない」「わからないと言ったら軽蔑されそう」依頼者にそう思われないように、「優しく」「易しく」説明することが、弁護士としての最大の責務だと思っています。そのために、私は本を読んだり、研修に参加したりして、プレゼンテーション力を磨き続けています。また、ディスプレイにメモや資料を映して説明することもよくあります。
わからないことがあったら、どんなことでも、何度でも聞いてください。わかるまで、私がご説明いたします。

© 私はあなたのみかたです – 弁護人橋本太地